Xがブロック機能の終了を予定 イーロン・マスクが「無用」と語る

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イーロン・マスク氏、X(以前のツイッター)の所有者として、18日にX上での特定アカウントからの連絡、投稿のアクセス、フォローなどを制約する「ブロック」機能の廃止を計画していることを公表した。

マスク氏は、Xのユーザーからの問い合わせに対して、ダイレクトメッセージ(DM)を除くブロック機能が取り除かれることを伝え、「ブロックは不要」との見解を示した。

彼の言葉によれば、特定アカウントをアンフォローやブロックせず、フィードから隠す「ミュート」機能は変わらず利用できる模様。

2022年10月、マスク氏がツイッターを4400億ドル(現行為替でおよそ6兆4000億円)で取得して以降、有料会員制「Blue」の導入やツイッターからXへの名前変更、象徴的な青い鳥のロゴの廃止、そして「X Pro(前Tweetdeck)」の事実上の課金化など、サービスに大きな変更を加えてきた。これは彼の長い間の夢であった「オールインワンアプリ」への取り組みの一環と見られている。

ブロック機能の終了に関して、マスク氏が最終的に撤回するかどうかは不明である。ニュースサイト「Watcher.Guru」は、自サイトへのマスク氏の返信に対し、ブロック機能廃止の賛否を問う投票を提案したが、彼からの応答は確認されていない。

昨年、マスク氏はツイッターの投稿の監督や削除に関する方針に対する批判や広告パートナーの撤退を受けて、CEOとしての彼の続投をユーザー投票にかけた。この投票で57%以上が彼の退任を望む結果となり、後にNBCユニバーサルの広告リーダー、リンダ・ヤッカリーノが後を継いだ。


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