CSSとは?

「CSS」とは、「Cascading Style Sheets」の略で、ウェブページのデザインやレイアウトを制御するための言語です。HTMLはウェブページの内容や構造を記述するものであり、CSSはその内容をどのように表示するかを決定します。

CSSの主な特徴や用途を以下に示します:

  1. 見た目とスタイルの制御: 文字の色、サイズ、フォント、背景色や背景画像、余白、ボーダーなどのスタイルを指定できます。
  2. レイアウトの制御: ウェブページの要素を配置する場所、要素間のスペース、フレキシブルなグリッドレイアウト、レスポンシブデザインなど、ページのレイアウトを調整できます。
  3. アダプティブデザイン: 異なるデバイスや画面サイズに合わせてコンテンツの表示を最適化するためのスタイルを設定できます。
  4. アニメーションとトランジション: 要素の動きや変化を滑らかに表現するためのアニメーションやトランジションを追加できます。
  5. 継承とカスケード: スタイルルールは特定の優先順位で適用され、これにより同じ要素に複数のスタイルが適用される場合の振る舞いを決定します。

基本的なCSSの構文は、セレクタと宣言ブロックからなります。以下はその例です:

css
p {
color: red;
font-size: 16px;
}

この例では、pというセレクタを使って、すべての<p>(段落)要素を対象にしています。宣言ブロック内のcolorfont-sizeはプロパティであり、それぞれred16pxという値が設定されています。これにより、<p>要素のテキストは赤色で、フォントサイズは16ピクセルに設定されます。

CSSは、直接HTML文書内に書くことも、外部ファイルとしてリンクすることもできます。大規模なプロジェクトやウェブサイトでは、外部ファイルとしてのCSSが一般的です。

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