- 封筒型(長方形:レクタングラー型)寝袋(シェラフ)
- マミー型(人形型)寝袋(シェラフ)
- エッグ型(卵型)寝袋(シェラフ)
- 寝袋(シェラフ)の種類とその特徴
- 寒い時にはインナーシェラフを使う
- トリビアタイム:「寝袋」と「シェラフ」は違うもの?
- 寝袋(シェラフ)の選び方
- 寝袋(シュラフ)の活用方法・シチュエーションを考える
封筒型(長方形:レクタングラー型)寝袋(シェラフ)
1. ATEPA 寝袋 封筒型 軽量 夏 シュラフ コンパクト
2. NORDISK(ノルディスク) キャンプ シュラフ 寝袋 封筒型
3. Coleman Palmetto 75×33 In Retangle Sleeping Bag Red/Tan
マミー型(人形型)寝袋(シェラフ)
1. QEZER シュラフ ダウン 寝袋 マミー型 羽毛寝袋
2. Soomloom マミー型 高級ダウン650FP寝袋
3. ナンガ(NANGA) UDD BAG 450DX
エッグ型(卵型)寝袋(シェラフ)
1. キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 シュラフ
2. Naturehike寝袋
キャンプで心地よい夜を過ごすためのおすすめ寝袋(シェラフ)選び
キャンプで夜を過ごすために必要となるアウトドアグッズは、「テント」と「寝袋(シュラフ)」です。
アウトドアの夜は、天気の変動や気温の低下、不均一な地面、地からの冷気といった予想以上に過酷な条件に直面します。そうした中で心地よいキャンプの夜を過ごすためには、寝袋やマットなどの寝具選びには手を抜けません。
多様なタイプの寝袋が存在し、その特性もさまざま。どれを選ぶべきかは、利用頻度やキャンプ地の環境、季節などの条件に応じて変わります。
この記事では、寝袋の各種類やその特色、メンテナンスの仕方、さらに効果的な活用法を詳しく紹介します。
充実したアウトドア活動の後は、リフレッシュできる睡眠が不可欠。特別なアウトドアの夜を最大限に楽しむため、最適な寝袋を見つけましょう。
寝袋(シェラフ)の種類とその特徴
寝袋(シェラフ)の種類は、通常下記の3種類。
- 封筒型(長方形型:レクタングラー型)寝袋(シェラフ)=
- マミー型(人形型)寝袋(シェラフ)
- エッグ型(卵型)寝袋(シェラフ)
「エッグ型寝袋(シェラフ)」は一風変わった寝袋(シェラフ)で、アウトドアグッズブランドの「キャプテンスタッグ」のオリジナルモデルです。
封筒型(長方形型:レクタングラー型)寝袋(シェラフ)の特徴
封筒型(またはレクタングラー型)の寝袋(シュラフ)は、名前の通り長方形の形状をしており、上から下まで均一な幅が特徴です。
このタイプは広々とした作りなので、布団に似た感覚で寝ることができ、寝返りも自由に打てます。しかし、身体にぴったりとフィットしないため、マミー型に比べて保温性はいくらか劣ると言われています。その一方で、ファスナーでの開閉が容易なので、暑い時期には足元を開けて調節することができます。
また、同じモデルの寝袋を2つ合体させることで、ダブルサイズとして使用することができ、全開にすれば掛け布団のようにも使えます。家族でのキャンプや子供連れの際に特に役立ちます。
使い勝手は広いのですが、マミー型との比較では重さがあるため、収納時のボリュームも大きくなりがちです。そのため、車での移動が主なキャンプ時に特に適しています。
マミー型(人形型)寝袋(シェラフ)
「マミー型」という名前は、ミイラを意味する英語「Mummy」からきています。この寝袋は身体のラインに沿ったデザインがされており、中で眠る姿がミイラのように見えることからこの名がつきました。
身体に密接する設計のため、保温効果が高く、余計な隙間が少ない。その結果、マミー型は封筒型よりも保温力が強いとされています。冷え込む場所や寒さが苦手な方、高地でのキャンプや登山には特に向いています。
しかし、身体にぴったりとフィットする形状のため、最初は窮屈に感じることがあるかもしれません。
封筒型と比較して、マミー型の寝袋は軽量であり、収納時もスペースを取らない点が魅力です。
主に一人用として作られているため、ソロキャンプやツーリング、歩行を伴うキャンプなど、荷物を最小限にしたい場面に最適です。
エッグ型(卵型)寝袋(シェラフ)
エッグ型のシュラフは、封筒型(レクタングラー型)とマミー型の特長を併せ持ったハイブリッドな寝袋です。
この独特の卵形状のデザインは、封筒型の快適な寝心地と、マミー型の優れた保温性を融合させています。
頭部と足元が狭くなっていることで暖かさが逃げにくく、フードのサイズ調節でさらに温かさを維持。一方、胴の部分は広めのデザインとなっており、リラックスした睡眠をサポートします。
マミー型と同様に、このエッグ型シュラフは一人用で、収納時にはコンパクトにまとめることができます。ソロキャンプやツーリング時に、快適な休息を求める方に最適です。
*エッグ型シュラフはキャプテンスタッグ独自のデザインとなっています。
寒い時にはインナーシェラフを使う
インナーシェラフとは、その名前が示す通り寝袋(シェラフ)の中に入れて使うシェラフのこと。
インナーシェラフの良いところをご紹介していきます。
インナーシェラフで季節に合わせた温度調整をすることができる
寝袋の中にさらに一枚追加することで、冷え込む季節のキャンプでの暖かさが増します。 一方で、夏のキャンプで通常の寝袋を使うと暑く感じることがしばしば。そうした時には、薄手のインナーシュラフをブランケットとして使用すると便利です。 当然、眠る時以外にもブランケットとして役立ちます。
インナーシェラフは肌触りが良いので睡眠時の快適性がアップ
ダウンの寝袋は硬めで、一部の人には寝心地が悪く感じられるかもしれません。薄手のインナーシュラフは柔らかく、肌触りも良いので、寝袋の硬さが気になる方には最適です。 インナーシュラフにはポリエステルやフリース、コットン、シルクなど、さまざまな素材が選べます。
インナーシュラフを寝袋の中に使用する際、特定のメーカーにこだわる必要はないものの、形状は同じタイプのものを選ぶと良いです。 例えば、マミー型やエッグ型の寝袋にインナーシュラフを入れる場合、うまく調整しないと余った部分が不快に感じられる可能性があります。封筒型同士を組み合わせるのが、快適に眠るためのおすすめです。
トリビアタイム:「寝袋」と「シェラフ」は違うもの?
キャンプにおいて持参する便利な「寝具」として寝袋があります。その取り扱いの容易さから、災害時の備えとしても用いられることが多いです。しかし、一部の人々の中で「寝袋」と「シュラフ」の二つの言葉を混同していることもあるでしょう。その違いをご理解いただけるでしょうか?
英語での寝袋は「Sleeping Bag」といいます。
それでは、シュラフは?
実は「シュラフ」はドイツ語の「シュラフザック(Schlafsack)」を短縮した言葉なんです。すなわち、「寝袋」、「シュラフ」、そして「スリーピングバッグ」はすべて同じものを指しています。
「シュラフ」という言葉を使うと、何となくキャンプのベテラン感が出るかもしれませんね。
寝袋(シェラフ)の選び方
キャンプの際に必要な寝袋(シュラフ)を選ぶときは、キャンプの形態や使用する季節、場所の条件、そして素材や保守の容易さ、収納のしやすさなど、さまざまな要因を考慮して選定することが大切です。
以下で、どのような視点から寝袋(シュラフ)を選ぶべきか、詳しく解説してまいります。
家族キャンプやオートキャンプには封筒型(レクタングラー型)の寝袋がおすすめ
子供と一緒の家族キャンプや車を主に使うオートキャンプには、封筒型(レクタングラー型)の寝袋(シュラフ)が最適です。
この型の寝袋(シュラフ)はマミー型よりもサイズが大きくなりがちですが、車移動ならその点はあまり気になりません。
同じデザインのものであれば、2つをつなげてダブルサイズで使用することもでき、お子様を間に挟んで寝ることも可能。広げれば掛け布団のように使用したり、ファスナーでの温度調整も可能なので、使い勝手がいいです。
ツーリングや山登り、一人旅キャンプにはマミー型の寝袋がおすすめ
少ない荷物で移動する場面や、荷物のサイズや重さを最小限にしたい場合、マミー型の寝袋(シュラフ)は最適です。
マミー型は軽量でスペースを取らずに収納できる点が特長。ツーリングや山登りにはちょうどいいです。
また、寝袋(シュラフ)の収納性と重量は中綿の量と関係があります。中綿が多いと保温性は上がりますが、重くなり収納スペースも必要となります。これを踏まえて選びましょう。
寝袋(シェラフ)の大きさで選ぶ
封筒型(レクタングラー型)の寝袋(シュラフ)には、「シングルサイズ」や「ダブルサイズ」といった基本的なサイズの他、特別なものとして「キングサイズ」などが選べます。
この型の寝袋の特色として、同じ種類のシングルサイズを2つ合わせることでダブルサイズとして利用できる点が挙げられます。そのため、シングルサイズをメインに持っていると、さまざまなシチュエーションに対応しやすくなります。
例えば、子供が小さなうちは、2つのシングルを結合してダブルサイズとして使い、成長して独立したい時期になれば、それぞれシングルとして使用することができます。
封筒型寝袋(シェラフ)はつなげて大きく使える
2枚の同じタイプの寝袋(シュラフ)を用意します。
- L型のファスナーのスライダー(2つ)を足元へ向けて全開にし、その後2つのスライダーを取り外します。
- 2枚の寝袋の裏地を合わせて重ね合わせます。
- 向き合った2つのファスナーをスライダーで連結し、肩口方向へと開きます。
ダブルサイズ寝袋(シュラフ)の大きさについて
このサイズは、大人2人や子供1人が快適に使用できるサイズとなっています。
中央に子供を寝かせて大人が両脇になる川の字の形での睡眠が可能で、家族でのキャンプなどに最適です。
マミー型や人型の寝袋(シュラフ)は個人用
マミー型や人型のデザインは個人専用として設計されていて、それぞれ「大人用」と「子供用」の2種類が存在します。
大人用の寝袋は、多くの大人に適合するサイズとなっています。
子供用は成長と共にサイズが合わなくなる可能性があるため、キャンプの頻度や内容を考慮しつつ、最適なものを選択するとよいでしょう。
寝袋(シュラフ)を小さく折りたたむ方法
寝袋(シュラフ)はその使用時の体積からすると、驚くほど小さく折りたたむことができるアイテムです。広げて使用すると、大人1人がゆったりと入れるほどのスペースがあり、空気の層ができるのでかさばります。
しかし、適切な方法で折りたたむと、収納時は非常にコンパクトになります。
以下の2つのポイントを覚えておくと、簡単に小さくたためます。
- きちんと整えてから、ストレートに巻きつける。
- 巻く際に、空気をきちんと抜きながらしっかりと圧縮する。 これらのステップを守ることで、容易に収納ケースに収められるでしょう。
また、キャプテンスタッグのハイライトとして「M-3472 スーパーコンパクトシュラフ(寝袋)200」があり、この寝袋は収納ケースに入れた後でもさらに締め付けて、よりコンパクトにすることができます。
睡眠時の快適さと肌触りを重視しよう
キャンプ時のぐっすりとした眠りのためには、寝袋(シュラフ)の保温性だけでなく「肌触り」も考慮することが欠かせません。
一般的に寝袋(シュラフ)の表面はナイロンでできていますが、内側の裏地にはナイロンやコットンなどの素材が使用されています。
特にマミー型の多くは、内外両面にナイロンが採用されています。一方、封筒型(レクタングラー型)では、裏地に柔らかいコットンを採用することで、より肌触りを優れたものにしているものもあります。試しに実店舗で触って比較してみると良い感じが掴めるでしょう。
さらに、取り外し可能な「フリースブランケット」を内部に取り付けているタイプもあり、これによって使いやすさが向上します。
裏地がナイロンの場合、顔に触れるときのシャカシャカとした音が気になることがあるかもしれません。
季節や場所の特性を加味し選びましょう
キャンプ時の寝袋(シュラフ)は、保温性を重視して選ぶべきです。
キャンプの日程や場所、そしてその場所の気温情報は、適切な寝袋を選ぶための重要な参考点となります。
寝袋(シュラフ)のラベルには「適用温度範囲」が示されていることが多いです。
実際の快適な使用温度は、「表示温度+5℃」が目安とされています。たとえば「適用温度範囲 10℃」とある場合、15℃くらいの気温での使用が最適であると解釈されます。
寝袋も「夏用」「冬用」「3シーズン用」など、季節ごとのバリエーションが存在します。さらに、中綿の量が保温性の高さを示しています。中綿が豊富なものは、保温性は高まりますが、その分重量も増します。
具体的な使用シチュエーションを頭に描きながら、最適な寝袋を選ぶことが大切です。
例えば、国内のキャンプでのファミリーキャンプをメインとするなら、「3シーズン用の寝袋(シュラフ)」が最も適しているでしょう。
大体のキャンプ場では、真夏でも寝袋があれば快適に過ごせることが多いです。ただ、高地や山間部では気温が急に下がることがあるので、寒さ対策の衣服を準備するとよいでしょう。
春や秋、冬のキャンプでは、寒さ対策は絶対です。寝袋やマットは基本中の基本ですが、夏のキャンプよりもさらに充実した防寒対策が求められます。次の項目「トリビア: 寝袋(シェラフ)に最適な寝間着はどんなの?」も参照してください。
3シーズン用の寝袋に適切な防寒対策を組み合わせれば、年間を通して快適に使用することが可能です。
トリビア: 寝袋(シェラフ)に最適な寝間着はどんなの?
キャンプ用のテントやベッド、マット、寝袋などをしっかり用意しても、意外と見落としがちなのが寝袋での寝服の選び方です。
活動時の厚着をそのままにする(ダウンジャケットなど)のは、案外と寝づらいことがあるでしょう。
自宅の寝間着と同じスタイルも必ずしも適しているわけではありません。
フリースやトレーナーのような軽量で温かい衣類がベストです。暑い場合は簡単に脱ぐことができますし、夏のキャンプの夜も冷えることがあるので、最低でも軽い防寒対策はしておくと安心です。寒い時期には、軽いダウンインナーなども検討すると良いでしょう。
特に下半身の服装は気をつけたいポイント。デニムのままでは、寝る時に違和感を感じるかもしれません。
スウェットパンツやジャージなど、柔らかい素材のものがオススメです。そして、冷えやすい足元の対策として、厚手の靴下も用意するとより快適に眠れるでしょう。
キャンプの環境は自宅とは異なるので、その違いを考慮して適切な寝間着を選ぶことが大切です。
寝袋(シェラフ)の中綿を考える
寝袋(シュラフ)に使われる中綿には、「化繊」と「ダウン」という2つの主要なタイプが存在します。
ダウンは軽量で快適な使用感が魅力ですが、高価であり、保管に関しても慎重さが求められます。特に湿気には注意が必要で、カビの発生を防ぐための対策が不可欠です。
化繊は高い保温力と耐久性を持ち、価格帯も手頃なものが多いため、家族でのキャンプ等には「化繊製の寝袋(シュラフ)」が適しています。
さらに化繊には、「ホローファイバー」「マイクロファイバー」「ウルトラファインファイバー」といったバリエーションが存在します。
ホローファイバー
この化繊の特徴は、繊維の内部が中空のマカロニ形状を持つことです。この中空構造により、軽くて速乾性が高い特性を有しています。
マイクロファイバー
この極細のポリエステル繊維は、従来のホローファイバーよりも優れた保温力と湿気の蒸散性を持つ暖かく柔らかい中綿素材です。中綿の重さを減らすことができ、収納時にはさらにコンパクトになるため、コンプレッションバッグを使用してさらに小さくすることもできます。
ウルトラファインファイバー
この繊維は速乾性が高く、手軽に洗濯機での洗浄が可能です。そのため、清潔に保ちやすいです。マルチレイヤーの構造を持っており、耐久性が増しているので、頻繁な洗濯にも耐えられます。
寝袋(シェラフ)のメンテナンスを考える
寝袋(シュラフ)のケアには「クリーニング」と「乾燥」がキーとなります。
毎回の利用後に洗濯するわけではないですが、何度か使用すると汗や汚れが付着します。そこで、一定期間使用しない際は、適切にクリーニングすることが望ましいです。
一般的に、どのタイプの寝袋(シュラフ)も手洗いはできます。しかしその中でも洗濯機使用が許容されているものと、手洗い専用のものが存在します。
「洗濯機可」と表示されている場合は、そのまま洗濯機での洗浄が可能ですが、そのような記載がない場合は、手で丁寧に洗ってください。
洗濯後の乾燥は、寝袋(シュラフ)の特性上、時間がかかることが多いです。
日光の直接当たる場所での乾燥は避けるようにし、風通しのよい屋内や屋外でしっかりと広げて干してください。この際、2本の洗濯ばさみを使用して均等に吊るすと、より効果的に乾燥させることができます。
十分に乾燥させずに保管すると、生地の劣化やカビの発生、さらにはダニの増加といった問題が生じる可能性があります。
寝袋(シュラフ)の中には、裏側のシーツ部分を取り外して洗濯できるタイプも存在します。
このタイプの場合、全体を洗うよりも乾きが早く、衛生的にも優れています。特に、裏側がコットン素材の場合、肌触りが良く、使用感が快適です。
寝袋(シェラフ)の中綿を偏らせない
寝袋(シュラフ)を長期間利用したり、不適切に洗濯機で洗うと、中綿が不均一になることが考えられます。洗浄や乾燥の際には、この点を特に気をつける必要があります。
多くの寝袋(シュラフ)がキルティング加工されているのは、中綿が均一に分布されるようにするためです。特に「洗濯機で洗える」タイプでは、この中綿が均一になるような設計がなされています。
寝袋(シュラフ)の活用方法・シチュエーションを考える
寝袋(シュラフ)と聞くと、主に寝るためのアイテムとしてのイメージがあります。
しかし、単に寝袋(シュラフ)に入って寝るだけの使い方だけでなく、キャンプをより快適にするアイディアや、キャンプ以外の場面での利用方法も実はたくさんあります。ここでいくつかの活用方法をお伝えしましょう。
テント内では寝袋(シェラフ)とマットを一緒に使う
テントは風をシャットアウトするため、実は想像以上に暖かくなります。もちろん、寝袋を持っていれば、一定の保温は保たれるでしょう。
しかし、何も敷かずに寝袋だけでは「地面からの冷気」と「地面のデコボコ」の2つの課題が生じます。
地面の凹凸は、どれだけ平坦な場所にテントを設営しても避けられないことが多いです。また、地面の冷たさには時間が経つと大きなストレスを感じることがあるでしょう。快眠を求めるキャンプでは、これでは望ましくありません。
そこで、テントの中に敷くマットの役割が重要になってきます。
クッション性に富んだキャンプマットや、空気を入れて使用するエアマットなどが選択肢として挙げられます。持ち運びも簡単で、収納時にも邪魔にならないため、寝袋とともにマットも忘れずに用意しましょう。
寝袋(シェラフ)は車中泊でも大活躍
車を頻繁に使用する方の中には、車中泊を試してみた経験のある方もいるでしょう。正直、快適な寝心地とは言い難いですよね。
ワンボックスカーやミニバンなど、後部座席が完全にフラットになる車種も存在します。しかし、季節によって車内は思いのほか寒く感じることがあります。
そんな際、寝袋(シュラフ)が手元にあると心強いです。
毛布などを携帯するより、普段使わないときにコンパクトにまとめられる寝袋は、車中泊に最適です。
エンジンをつけたままの状態での休息は避けるよう心掛けましょう。
寝袋(シェラフ)を防災グッズとして備えておく
キャンプを頻繁に行わない方でも、防災用品として寝袋(シュラフ)を持っておくことをおすすめします。
緊急時のための防災用品としての寝袋は、高い保温性を持ちながらもスペースを取らないタイプが適しています。
アウトドア用品の中には、防災時に役立つアイテムも多く存在します。
寝袋やLEDライト、ガス関連の商品など、防災用品としての必需品を再確認してみると良いでしょう。
突然の来客にも寝袋(シェラフ)は大活躍
日常的に使用しない布団は、家の中での保管がなかなか難しいものです。予期せぬ来客のために多数の寝具を常備しておくのも、ストレスになります。
そんな時に、小さくまとめられる寝袋(シュラフ)が役立ちます。
特に、封筒型(レクタングラー型)の寝袋は、掛け布団代わりにも使えます。これとマットをセットで用意しておけば、急なゲストにも対応可能です。通常の保管時にも、一般的な布団と比較して場所を取らないため、非常に便利です。
豆知識:シュラフカバーって何の役立つの?
シュラフカバーの主要な使用目的の一つは、結露から寝袋(シュラフ)を保護することです。テント内での滞在中、結露の発生は避けられない現象となります。 以下の要因が結露を引き起こします。 ・テントの内外の温度差 ・人間の呼吸や発汗 キャプテンスタッグ製の寝袋(シュラフ)は、撥水性が強化されているため、シュラフカバー無しでも結露への対策はばっちりです。
また、シュラフカバーを利用するもう一つの理由は、保温力を強化することです。しかし、マットや防寒服を適切に用意すれば、十分な保温策となります。
適切な装備を整えている場合、特別にシュラフカバーを用意する必要は少ないかと思います。
ただ、真冬の雪山でのキャンプなどを考えている場合は注意が必要ですので、その点はしっかりと配慮しましょう。
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