小麦って体に悪いの?グルテンって体に悪いの?

相変わらず”小麦”は体に悪いという話を巷で良く耳にします。

いい加減聞き飽きたんですけどね。

結論から申し上げますと、『小麦が体に合わない人もいるんじゃない?』という感じ。

だって、アレルギーなんて人それぞれで、卵が良い人もいればダメな人もいるじゃない?つまり、そーいうことで、小麦がダメな人もいれば、良い人もいるでしょうってこと。

で、『小麦=悪』というイメージを広めてしまったテニス界のスーパースター”ジョコビッチ”選手は、小麦がダメな人側で、やめたらパフォーマンスが上がった~!というだけなんでしょう。

で、どんどん話が膨らんで(大量のアホがその話にのっかり)、『遺伝子組み換えの小麦を食べて体調不良が…』『遺伝子組み換えの小麦は古代の小麦より消化が悪い…、腸に残る…』とほざくようになってきましたね。書籍でも出てますし。

で、不思議なのが、2020年10月に初めてアルゼンチンで遺伝子組み換え小麦の栽培と消費を承認されたのに、世に出回っていない状態で”遺伝子組み換え小麦”を口にし、さらには検証することができたのでしょうか?

私が思うに、タイムマシンを使ったのでしょう。むしろ、そっちの方がすごいので、そちらに焦点を当ててほしいものですね。いや、ドク(バックトゥザフューチャー)もビックリですね。

参政党の神谷宗幣さんもその一人なのかなぁ。『データがあるんです。』と言い切っていますしね。

面白いのが、日本国内都道府県別で”小麦の消費量”と”健康寿命”を調べると、割と小麦消費量の多い県が、健康寿命上位に来ていること。全く、因果関係ありませんやん。

あと、神谷さんはやたらと日本人は戦前小麦を食べていなかったとか言っていますが、弥生時代から小麦ってあるんですよね。たしかに、高温多湿の日本で小麦の栽培は難しかったようですが、食文化としては歴史に残ってるんですよね。そもそも香川県民が怒りますよ。

ただ、輸入品である小麦ばかり消費するのではなく、日本産の米を消費しようという思いは同感ですね。日本人が生産したものを消費して日本国内の経済を回していこうというのは素晴らしいことと思います。

 

 

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