ラウンドアップって便利だよね。グリホサート?発ガン性あるんですか?

ラウンドアップはやばい!

と、友人から言われましたが…。

相変わらず、参政党の神谷宗幣さんですか…。

たしかに、裁判でモンサントは負けています。

でもね、裁判内容を知ったら…なんというか、頭の狂ったクレーマーにイチャモンを付けられたけど、アメリカの司法制度がアレなんで負けちゃった…という感じ。

結論から申しますと、多くの研究機関からラウンドアップの成分で、問題視されている『”グリホサート”には発がん性は無い!』と科学的に証明されています。

問題は”IARC(国際がん研究機関)”。ちょっと謎な機関で、無意味ではないけどあんまりなデータを公開しています(説明するのが超メンドイ)。で、このIARCは発ガン性に関する様々な物質・要因(作用因子)を評価し、4段階に分類。グリホサートは上から2番目に分類されています。ちなみに、”熱湯(65°Cを超える熱い飲料)”も同分類(レベル2は93種類あります)。

IARCのデータって分かりにくいというか、意味不明というか、ある程度科学的根拠に基づいた論文が多数出されていれば、例え立証されていなくてもデータに反映されてランキングに入れるという、謎なところがあるんですよね。簡単に言ううと、『これだけたくさん噂されているんだから、発ガン性もあるんじゃない?』というノリ。

で、これに目をつけたアメリカの弁護士(訴訟ビジネスの専門家)にモンサントがつっこまれたわけですね。

実際、裁判の焦点はグリホサートの発ガン性に関してではなく、IARCのデータ結果を表示しなった=意図的に消費者に隠したとされて敗訴したわけで(モンサント的には、2016年に科学的に発ガン性はないという結果を訴えていましたが…)。

弁:『IARCのデータはご存じですよね?』

モ:『・・・』

弁:『知っていて何故記載しなかったんですか?』

モ:『・・・』

弁:『意図的に隠していたんですよね?』

モ:『…は…い。』

みたいな感じで裁判が進んだんでしょうね。よくあるアメリカ式裁判ですね。

加えて、原告側のお涙頂戴劇場が始まり、”巨大な悪(大金持ちモンサント)VS ”弱者(原告)&正義のヒーロー(弁護士)という風に世間のアホを煽ったのでしょう。

裁判の内容を調べたら上記以外にも、巧みに医者を利用した原告側の証拠もありますし、なんかモンサントが可哀そうになってくるほどでしたね。

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